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シリーズ「相続手続きの全体像とスケジュール」第3回

2026/02/10

シリーズ「相続手続きの全体像とスケジュール」第3回

こんにちは、行政書士・宅地建物取引士の長田(おさだ)です。

 

シリーズ「相続手続きの全体像とスケジュール」の第3回(最終回)です。

 

今回は、相続手続きをスムーズに進めるために、今日からできる事前準備についてお話しします。

 

 

相続手続きは、発生してから動き始めると、どうしても時間に追われてしまいます。

 

しかし、事前に準備しておくことで、手続きの負担を大幅に減らすことができます。

 

 

 

① 財産の整理をしておく

相続手続きで最も時間がかかるのが「財産調査」です。

 

預金、不動産、保険、負債など、どこに何があるのかが分からないと、相続人が大変な思いをします。

 

エンディングノートや財産目録を作成しておくことで、相続人の負担は大きく減ります。

 

 

 

② 不動産の状況を把握しておく

不動産は相続トラブルの原因になりやすい財産です。

 

評価額、管理状況、将来の活用方法など、事前に方向性を考えておくことが大切です。

 

「誰が住むのか」「売却するのか」「賃貸に出すのか」など、選択肢を整理しておくことで、相続人同士の話し合いがスムーズになります。

 

 

 

③ 遺言書で意思を明確にする

遺言書があるかどうかで、相続手続きの難易度は大きく変わります。

 

特に不動産がある場合は、誰が相続するのかを明確にしておくことで、兄弟間のトラブルを防ぐことができます。

 

また、遺言書は、公正証書遺言で作成するか、自筆の場合も法務局で保管する手続きをとれば、形式不備の心配がなく、家庭裁判所の検認も不要なため、よりスムーズに手続きが進みます。

 

 

 

④ 認知症対策として任意後見・家族信託を検討する

認知症になると、預金の引き出しや不動産の売却ができなくなります。

 

そのため、認知症の本人にかわって手続きする人を選んでおける任意後見や家族信託を早めに検討しておくことが、将来の相続手続きの円滑化につながります。

 

特に不動産を持っている場合は、認知症対策をしておくことで、後々の家族の負担が大きく減ります。

 

 

 

⑤ 専門家に早めに相談する

相続手続きは、家族だけで進めようとすると感情的になりやすく、判断が難しくなることがあります。

 

第三者である専門家に相談することで、冷静に状況を整理し、最適な方法を選ぶことができます。

 

「まだ早いかな」と思っていても、「自分が」「親が」高齢になってきた段階での相談は非常に効果的です。

 

 

相続手続きは、発生してから動くよりも、事前に準備しておくことで負担を大幅に減らすことができます。

 

大切な家族の関係を守るためにも、早めの対策を始めてみてください。

 

 

行政書士法人エニシアでは、将来の相続についてのご相談から相続発生後のお手続きまで、一貫してお手伝いしています。

 

相続の生前対策、相続発生後の遺産手続きについて、より具体的に知りたい方はサポート内容もあわせてご覧ください。

 

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